皆様、明けましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました。本年も変わらぬご愛顧のほど宜しくお願い致します。
さて、年が明けて2週間が経とうとしておりますが、皆様はどのような年末年始を過ごされましたか?
私は主人と娘と実家に帰省しました。
私の生まれ故郷は、博多駅から電車で2時間。
そこから車で1時間半のかなりの僻地です。
お盆やお正月でしかなかなか帰ることが出来ないため、可愛い孫はまだか!と父も母も首をなが~くして待っておりました。
毎年のことですが帰省シーズンになると、『新幹線の乗車率が120%を超えた!』とニュースになりますよね!
2歳の子供もいますしゆっくりと帰省したかったので指定席をとっていたのですが、年の瀬に今年最大のハプニングがありました。
発車の10分前に、『トイレに行ってくるからここで待っててね』と言って席を離れた主人が戻って来ない……。
時は無情にもすぎ、そのまま列車は発車してしまいました。
切符も財布も携帯電話も主人が持っていたため、私の手元には特大のキャリーバックと泣き叫ぶ2歳児のみ……。
怒りと不安でホーム中を探しまわっている姿は『鬼』そのものだったと思います。
車掌さんに事情を話し、1時間後に発車予定の列車に乗せてもらえることになりました。
無事自由席に座れましたが、機嫌が戻らない娘は相変わらず泣き続けます。
偶然隣の席になった女性が、『大丈夫よ!大丈夫よ!』と一緒にあやしてくださったり、
駅に到着してからも若いお兄さんが何が入っているんだ!というくらい重たいキャリーバックを改札まで運んでくれたり……。
本当に世の中捨てたものじゃ無い……と涙がでそうになり、主人への怒りも収まっていました。
しかし目的地について改札の前で笑顔で手を降っている主人を見て、怒り再燃!
危うく大げんか……でしたが、母の仲裁により怒りは弱火にまで収まりました。
本当に不安な大晦日でしたが、周りの人の暖かさに感謝した1年の締めくくりでした。
■初詣はいつ行っても大丈夫!
普段より少し豪華なおつまみでお酒を飲みながら見る紅白歌合戦。
これは毎年恒例の年末行事です。
紅白歌番組からの流れで、鐘の音と同時に始まる『ゆく年くる年』。
紅白歌番組のやかましさから、粛々とした独特の雰囲気に変わると一気に背筋が伸びるような気もしますが、やはりこれをを見ないことには年を越せません。
さて、皆様は初詣はもうお済みですか?
なんとなく三が日を過ぎると行く機会を逃してしまうため、岩瀬家では必ず元旦に行くようにしています。
昨年は主人の実家の関東に里帰りし、鎌倉の鶴岡八幡宮にお参りに行きました。
……が!!あまりの人の多さにびっくり!!
毎年地元の小さい神社でお参りしていた私にとっては衝撃の人混みでした!
「初詣=並ぶ」ではない田舎者の私は、お参りは断念して鎌倉の海を見て帰宅。
結局昨年は初詣には行けずじまいでした。
▼鶴岡八幡宮
今年は地元の神社でお参りしてきました。
案の定、私達以外には2人程しかおらず、ゆ〜っくりとお参りすることが出来ました。
古いですが、高台にある神社なので、港町が一望できます。
ちょうど夕暮れ時で夕日に染まる港町がとても綺麗でした。
▼地元の神社からの風景
ところで、初詣はいつまでに行くかご存知ですか?
『三が日中』や『7日まで』『1月中』など人によって認識は様々ですが、実際には明確な決まりは無いそうです。
まだ行っていない方は今からでも全く問題ありませんよ。
お参りの際は神様の通り道である真ん中を避けて端を通り、『名前』『住所』『お願いごと』の3点をお伝えします。
お参りの後は寄り道をせずにまっすぐ家に帰ると、神様から頂いた力をそのまま家に持ち帰ることが出来るそう。
私は初詣に行ったその足で祖母宅へ年始の挨拶へ行きました。
『寄り道しちゃった……』とがっくりしましたが、足が悪く初詣に行けない祖母に神様から頂いたパワーを届けることができた!とポジティブに考えています。
■幸運をトリに行く!
『干支は何?』
血液型と並んで、日本人であれば何の違和感もない質問ではないでしょうか?
自分の干支を知らない方はほぼいないので、すぐに『〇〇年』よ!と答えが帰って来ますよね。
今年2017年は酉(とり)年。
正確にいうと丁酉(ひののとり)です。
干支は12年で1周すると思っていたのですが、実は干支には10種類の十干(じっかん)と12種類の十二支(じゅうにし)を組み合わせた60種類が存在し、60年でやっと1周するのです。
暦(こよみ)が還る(かえる)で還暦。
60歳で還暦のお祝いをするのもここから来ています。
赤いちゃんちゃんこと帽子は『赤子』を表していて、ここから生まれ変わって新たな人生が始まるという意味があると言われています。
60種類ある干支はすべてに意味があります。
商売繁盛を願うお祭りの酉の市からも分かるように、酉年は『とる』『とりこむ』と言われ、商売繁盛の縁起の良い年と言われています。
今年の丁酉(ひののとり)は、丁(成長)、酉(利を得る)。
すくすくと成長し収穫できる年との事。
これまで努力してきた事が実になる年なのね!なんて勝手に解釈してわくわくしております。
そういえば小さい頃に初詣に行って陶器の鳥の置物を買ってもらい、その場で落として割ってしまったことがあります。
あれから24年経ちますが、お正月に家族が集まると必ず出る思い出話の1つです。
『泣けばもう1回買ってもらえるかも…』と思っていたことは今でも秘密にしてます。
▼思い出の鳥の置物
最後に時期は過ぎてしまいましたが、今年の1月7日の七草の日はいつもの七草がゆではなく、ワインに合う七草チーズリゾットを作ってみました。
簡単に出来て濃厚!
大好きな白ワインのおつまみにぴったり!とっても満足でした♪
▼七草チーズリゾット
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