不調の原因は血液にある?!血液を増やして健康な体になろうー前編ー

2017年2月6日(月)

仕事や家事など日々の生活の中で、“疲れ”を感じてはいませんか?

毎日3食しっかりと食事をとり、睡眠時間も確保できているのに、「体がだるい」「疲労感が抜けない」というような症状を感じていたら、その原因は体内に流れる血液に問題があるのかもしれません。

今回は、体に起きる様々な不調と血液の関係について探っていきます。

 

まずは下のチェック表であなたの血液と血管の健康状態を確認してみましょう。

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皆さんはいくつ当てはまりましたか?

普段の習慣には問題がないのに、これらの症状が3つ以上当てはまった人は血液に原因があるのかもしれません。

それでは、症状別に原因を解き明かしていきましょう。

 

疲れ  
人は生きていく上で、筋肉や脳など、あらゆるところで大量の酸素を使っています。その過程で、強い酸化作用を持った活性酸素が生まれます。この活性酸素が細胞を酸化させると、老廃物が生成されます。こうした老廃物は、血液によって全身に運ばれ、最後は体外へ排出されますが、これがうまく働かないと、体内に老廃物が蓄積され、人は疲労感を覚えるのです。

 

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原因
 
・水分不足…水分が減ると血流が悪くなり、血液量そのものも少なくなってしまいます。老廃物が溜まりやすくなる原因になります。
 
・運動不足…エネルギー源であるブドウ糖や脂肪酸が消費されにくく、血液中に老廃物がたまりやすくなってしまいます。
 
・糖分の過剰摂取…血液中の糖分が多くなると中性脂肪が増加するため、血小板が凝集しやすくなり、血流が悪くなります。
 
・鉄分不足…鉄分不足では、血液を増やすことができません。鉄分を多く含んだ野菜を摂り、鉄分不足を解消し、血液を増やしましょう。
 
※血小板凝集とは、血小板が固まろうとして集まること。
 
冷え  
人の体には地球2周半もの長さの血管が張り巡らされており、この血管を流れる血液は、体全体に酸素や養分を送ったり、老廃物を除去したりと、さまざまな働きをします。そして血液が体内を巡ることで、体温調節をする役割も果たしています。
 
原因
 
食生活の偏りや運動不足、ストレスがあると、血液の巡りが悪くなります。特に手や足などの末端部分は、血液が循環しづらくなるため、体温調節が上手くできなくなり、冷えてしまうのです。
 
冷え性になると…??

・風邪を引きやすい

・下痢になりやすい

・生理痛や生理不順

・むくみやすい

 

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肩こり・腰痛  
現代では、デスクワークが主流となり、長時間パソコン作業を行う人が増え、それにより、肩こりや腰痛を患う人が増えてきました。マッサージや薬などの改善方法もありますが、根本的な原因を改善していきましょう!
 
原因
 
肩こりや腰痛などは、血管を流れる血液を押し流す力が弱まっているため、血流が悪くなり、痛みとして症状が出ます。さらに、「ただの肩こりと思っていたが、“心筋梗塞”だった。」「腰痛と思っていたが、腹部大動脈瘤だった。」というようなケースも少なくはなく、痛みが血行不良による病気のサインであるという事もあります。
 
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シミ  
最近では、女性はもちろん、男性用基礎化粧品が発売されるくらい、肌のスキンケアへの意識が高まってきました。実は血液は、美肌とも大きく関係しており、シミのような肌トラブルも血液を増やすことで、解消することができます。

 

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原因
 
人は、有害な紫外線を肌の奥まで侵入させないようにするため、肌がメラニン色素によって黒くなる(日焼けする)ことで守ろうとします。こうして、紫外線によってDNAが破壊されたり、皮膚ガンを未然に防いだりしています。つまり、シミや日焼けは、人体がもともと持っていた防衛本能により、作られています。しばらくすると、血液の循環により、肌の表面に溜まったメラニン色素が排出され、それによってターンオーバーが起こり、シミや日焼けが自然とおさまるしくみです。血液の循環が悪いと、メラニン色素の排出がスムーズに行えなくなるため、シミなどのトラブルを引き起こしてしまいます。
 
 
上記のような様々な体の不調の原因は、実は血液の問題にあるのかもしれない、ということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
では、原因を取り除くためにどうすればいいのか?
 
次週はそのような不調を改善するために、すぐにできる血液を増やす方法をご紹介します。

※日本人間ドック学会が定める基準値の範囲内。


この記事の投稿者

mitsuyasu
mitsuyasu
ステラ漢方のホームページ、ステラ広場(コラム)のデザイン担当。 お役に立てる情報をWEBを通して発信していきます♪
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