2月も今日で最後。日々、春が近づいてきていますね!
この季節、お花見や送別会・歓迎会が続いて疲れが溜まってしまいがち。
そんな時、皆さんはどんなことをして疲れを乗り切っていますか?
スタミナ料理を食べる・家に閉じこもって1日ゴロゴロする…なんてことをしている方、
実はその方法がかえって体を疲れさせているかもしれません((((;´゚Д゚)))
今回は、日々の生活の中でできる疲労を溜め込まない食事や運動のコツをご紹介します。
正しい知識で疲れ知らずの体を作りましょう!(ง •̀_•́)ง
前回の記事と合わせて読まれてみてください♪
忙しいと、ついないがしろになってしまいがちな食事。あなたの毎日の食事は大丈夫ですか?ちょっとしたコツを知っているだけで、疲れを感じることが減っていきます。
①朝食が体のリズムを整える
お腹が空くのも立派な疲れの原因になります。
人間も動物と同じで、空腹を強く感じると命の危機を感じ攻撃的になり、交感神経が興奮して疲れてしまいます。
この状態を防ぐためにも、3食きちんと食べて、特に朝食は必ず食べましょう。
“体内時計”がリセットされ、日中は交感神経が優位となる活動の時間、夜は副交感神経が優位となる休息の時間という、体の自然なリズムが整い、疲れにくくなります。
②よく噛むと疲れない
よく噛んで、唾液がたくさん分泌されると、疲れがとれやすくなります。
それは、唾液に含まれる“ペルオキシダーゼ”という酵素が抗酸化作用にすぐれており、疲れのもとである活性酸素を取り除いてくれるからです。
また、リズムよく噛むことは、覚醒作用をもち、自律神経を整えるセロトニンの分泌を促してくれます。
③レモンジュースで疲れ知らずに
「疲れたときは酸っぱいものを」とよく言いますよね。
体には、栄養をエネルギーに変換する回路があり、クエン酸はそのスピードを上げて、エネルギーをよりたくさん生み出せるように働きます。
1日に必要な量は、2700mgです。レモンで言えば、2個分です🍋🍋
ドリンクにすると、手軽に摂取できておすすめですよ。
④スタミナ料理は、かえって疲れる
にんにく料理や焼き肉、うなぎは、スタミナ料理によく上げられますよね。
しかし、こってりとした料理は、消化・吸収が大変です。
胃腸にとってしんどいことは、コントロールする自律神経にもしんどいことで、かえって疲れがたまってしまいますΣ(・口・)
疲れているときには、消化にいいものを食べて、胃腸を休ませるほうが効果的なのです。
⑤おやつには高カカオを
ミーティングや勉強など、緊張を強いられる場にいると、交感神経ばかりが優位に働いてしまうので脳が疲れてしまいます。
カカオ豆には、疲れを和らげる抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富なので、休憩時のおやつに最適です。
気分転換をしたいときには、カカオ含有量が70%以上の「高カカオチョコレート」をとり、交感神経の高ぶりを抑えましょう🍫
⑥鶏の胸肉は疲れをとる
鶏胸肉には、疲労回復効果が実証された“イミダぺプチド”という抗疲労成分が豊富に含まれています。
鳥の羽の付け根にある筋肉(胸肉)に多く含まれており、高級な地鶏でなければというわけではなく、どの鶏肉にもしっかりと含まれています。
疲れをとるためには、1日200mgを目安に摂ると良いでしょう。
食事だけでなく、生活の中でちょっとした工夫をするだけで疲れを回避できることもあります。
例えば車内や屋内にいるとき、窓を開け外のて風を感じるだけで、疲れが軽くなることがわかっています。
今の暮らし方をチェックして、”疲れない生活”へ改善していきましょう。
①窓を開けて風を通す
車の運転中や仕事中、家にいるときなど長時間同じ所にいる場合は、なるべく窓を開けるようにしましょう。
風を通すと「ゆらぎ」が生まれ、疲れにくくしてくれます。
ある実験で、ゆらぎのない環境より、ゆらぎのある環境(温度と湿度が±1.5度の範囲で変化)で車の運転をしたほうが疲れが軽くなり、そして運転能力が低下せず、事故を起こしにくくなったという結果がでています。
木漏れ日の輝き、風のそよぎ、鳥のさえずりといった、常に一定ではなく、変化しているものがゆらぎで、人はゆらぎのある環境に安心し、心地よさを感じます。
②遠くを眺める
パソコンやスマホなどの普及によって“近くでモノを見る機会と時間”がどんどん増えてきています。
それに伴い、“目の疲れ”を訴える人も増加しています👀
本来ならば、近くでモノを見るときは、安心してリラックスしているときで、副交感神経が優位にならなければならないのですが、現代の生活ではその逆に。
事務仕事やパソコン作業は知らぬ間に体が緊張して交感神経が優位になってしまいます。
こうなると自律神経のバランスが崩れてしまいます。遠くの景色を眺めてバランスを均等にしてあげることが大切です。
③紫外線をカットする
紫外線が目から入ると、角膜に疲れのもととなる活性酸素が大量に発生します☀️
すると「敵が来たぞ」との情報が脳に伝わり、紫外線から細胞を守るために自律神経は臨戦態勢をとるので、余計に疲れてしまいます。
紫外線による害を防ぐためにUV対策で、日焼け止めや帽子、日傘のほかにサングラスの用意をしましょう。
目から入る紫外線は、つばのある帽子でも20%程度しか防げず、サングラスならば、90%程カットできるといわれています。
④”共感の笑い”で疲れを吹き飛ばす
笑うと副交感神経が優位となり、リラックス効果が得られます( ´∀`)
ただし、同じ笑いでもリラックスして疲れがとれる笑いと、そうでない笑いがあります。
リラックスできるのは、「共感の笑い」で、緊張がゆるんでホッと安心したときに出てくる笑いです。
例えば、TVのお笑い番組を家族や友人と観て笑える機会があると、疲れが吹き飛びます。
⑤目を瞑る
“パワーナップ”という仮眠法をご存知ですか?
パワーナップは、疲れをとる効率的な方法として今注目されています。
仮眠時間は30分以内で、ランチの後、15時までに仮眠するというものです。
この条件を守れば、目をつぶるだけでも効果はあります(´-ω-`)
交感神経優位になった自律神経を一度リセットすることができ、午後の仕事の効率を上げることができます。
また、短い仮眠は、記憶力をアップさせる効果もあるので、勉強中にもおすすめです。
仕事疲れなどをスポーツでリフレッシュしよう!という方もいらっしゃるかと思います。
しかし、間違った運動方法は、疲労に疲労を重ねるようなもの。
自律神経に負担をかけない賢い体の動かし方をご紹介します。
①「飽きたら休む」で疲れ知らずの脳に
長い時間パソコン仕事をすると、途中でうんざりして投げ出したくなった経験はありませんか?
これは、脳が疲れているサインです。
同じ作業を続けると同じ脳細胞が繰り返しに使われて疲労が溜まり、「これ以上使わないで!」と脳からの危険信号が出されています。
これを無視すると、脳神経の働きが落ち、能率が悪くなり、やがて視野が狭まり注意力まで下がってしまいます。
脳の機能が一度下がると回復までに時間がかかるため、1時間ごとに5分休憩をとり、脳の疲労を抑えましょう!
②座りっぱなしは危険
「体を動かさなければ疲れない」と思われがちですが、実は、長い時間同じ姿勢で座っているほど、体は疲れを感じやすくなります。
その原因は、座ると股関節が圧迫されて血液やリンパの流れが滞り、疲労物質が体の中に残ってしまうからです(*´-ω-`)
座りっぱなしをやめて立ち上がるだけで体の巡りがよくなり、疲れが和らぎます。
ドライブや映画鑑賞など立ち上がれない場合は、30分おきぐらいに座ったまま足を前に伸ばしたり、かかとの上げ下げをしてみましょう。
そけい部のエクササイズ
1.足を肩幅に開き、壁に手をつく。ふくらはぎが心地よく伸びていることを意識する。
2.右足が直角になるようにひざを引き上げる。
3.そのまま右足を後ろに伸ばし、そけい部をグーッと伸ばす。10回程度を目安に左足も同様に行う。
大きなリンパ節が集まるそけい部は、血流改善に重要な部分。念入りにほぐしましょう。
血流が滞って「疲労」のもとになります。体の巡りがよくなれば、疲労物質が排出され、疲労が軽減します。
肩甲骨まわりのエクササイズ
1.手を肩に置き、ひじは下げる。
2.ひじを前から上に持ち上げ、大きな円を描くように後ろに回して1に戻る。10回程度を目安に、反対も同様に行う。
肩甲骨周辺の筋肉をほぐせば、血流アップ&肩こりにも効きます。
足首のエクササイズ
椅子に座ったまま、足を前に伸ばして足首を回す。10回程度を目安に、反対回しも行う。
足首をほぐすことで血液が巡り、全身がポカポカに。
疲れにくくなる食事、生活、運動について解説していきました。
体が疲れてしまうと何もするやる気が起きなくなってしまいますよね。
回避できる疲れは避け、疲れ知らずの体を手に入れましょう!
今回ご紹介したコツをぜひ実践してみてくださいね♪
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