今月の福岡の逸品は、糟屋郡にある九州酢造の博多壱の蔵にお邪魔させていただきました。
お店に到着すると、店内に体に良さそうなまろやかなお酢の香りが広がっていました👀♪
今回は、そんな九州酢造の魅力についてご紹介していきたいと思います!
九州酢造は、昭和56年に創業されました。創業者の父は、「昔のお酢は美味しかった。この美味しさを残せるのは、その頃の味を知っている自分たちの時代しかない」と考え、
学生時代に学んだ醸造学を元に「静置発酵」を研究していました。九州酢造では、古来より脈々と受け継がれてきた古式醸造法を大切にし、
先人が守り育んできた「栄養豊富で美味しいお酢」を造り続けています。「酢を通して伝統的な食の大切さを知ってほしい」、「地元の素材を日本全国に発信したい」
という思いが商品ひとつひとつに込められております。
九州酢造のお酢はすべて「静置発酵法」で醸造されています。
日本古来の製法です。空気に触れる上部から少しずつ発酵が始まります。発酵して比重が重くなった酢が下に沈むことで自然対流が生まれ、
樽の中を無理なく巡回、余計な負荷をかけないのでまろやかな酸味に仕上がります。また、表面に自然の酸味膜ができるため、
液体内に生成された成分やコクが閉じ込められ、酢そのもの旨味や滋養成分が醸されます。
自然に任せて発酵するので、仕上がるまでに3ヶ月~4ヶ月かかります。
可能な限り地元産の素材を使用し、生産者の思いと九州の美味しい素材を詰め込んでいます。
地元生産者がまごころ込めて育てた「素材」は、3ヶ月もの時間をかけ、ゆっくりと「酢」にかわっていきます。
さらに熟成させること半年から2年。職人が愛情込めてお世話し、じっくりと寝かせられたお酢は、まろやかでツンとしない、栄養豊富なものとなります。
~柿酢~
九州酢造の看板商品の「柿酢」には、柿の王様の「富有柿」が使用されています。
「富有柿の素晴らしさをもっと多くの人に伝えたい」という生産者の思いを受け、昭和56年に日本に初めて柿酢は誕生しました。
一年以上の長期熟成により、こくのある旨味と豊かな滋養を醸し出しています。
添加物を一切加えず富有柿のみを原料に、伝統的な製法で造りあげています。柿特有のまろやかさと甘さがあり、お料理の味に深みを与えます。
和食と相性がよく、酢の物、酢飯、南蛮漬けなどにおすすめです。福岡県特産品として認定されました。
~のむ酢「あまおう酢」~
福岡のブランド苺「あまおう」を美味しいお酢にしました。あまおうをたっぷり使い、着色料や香料を一切使わず、自然な色や香りを引き出しています。
冷水、炭酸水、牛乳などで割っていただくと美味しくいただけます♪
豆乳で割ると、スムージのようになり、おすすめです♪あっさりしていて飲みやすい絶品なお酢です。
いかがでしたか?福岡に来られた際には、是非立ち寄られてみてくださいね🚙✨
それでは次回もどうぞお楽しみに(*^^)v
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