「運動は健康のためによい」とあなたは思っていますか?
「はい」と答えた方は、どれくらいの運動を行えば一生涯健康でいられると思いますか?ただのんびり歩くだけでは、健康効果に結びつきません。
逆に、無理に歩数だけを稼ごうとすれば、膝を傷めやすくするなどかえって健康から遠のいてしまいます( ;∀;)
また、過剰に運動している人は免疫力が低く、病気にかかりやすくなります。私たちに必要なのは、病気に負けない免疫力を高める運動法です✊✨
“適度な運動をしましょう”とはよく言いますが、この適度にはしっかりとした裏付けがあり、毎日の生活の中で適度な活動をすることこそが大切になります。
今回は、“100歳まで元気に自分の足で歩く方法”をご紹介いたします👀
私たちの体は、年齢と共にあらゆる部分が衰えていきます。どのくらい自分の体が老化しているかを的確に表すのが“歩く速さ”です。
体力は、筋力、柔軟性、持久力、平衡性、歩行などの運動に代表される全身協調性という5つの身体能力の総称です。
若いときは、これらの能力は独立して機能しますが、加齢と共に変わっていき、どの運動をするにもこれらの5つの能力が強く結びつくようになります。
例えば、筋力が衰えると柔軟力や持久力も衰えていくという状態になります。つまり、歩くのが遅くなるということは、
体を使うためのさまざまな能力も同時に衰えているということです。
実際に高齢者でも速く歩ける人は、そうでない人と比べて日常生活機能が低下しにくく、骨折や寝たきりが起こるリスクが少ない上に、
長寿という傾向が最近の研究でわかっています。
病気の予防や健康増進、長寿を目指すには、その人の体力に応じた身体活動が欠かせません。1日の活動のうち自分によって
※中強度に当たる活動ができている人ほど病気になりにくいです。ある研究から導き出した右の図は、一日当たりの歩数と、
中強度の活動時間との関係性を示しています。一日2000歩から右上がりに伸びる直線が示されています。
自分の歩数と中強度の活動時間の分数がどこに近いかで、今の活動量でどのような病気を予防できるか、
どのような病気になりやすいか知ることができます。強度を意識することが、健康へのカギです。
※中強度の運動とは、全力の状態を最強強度として、その半分に当たる強度をいいます。
一生涯健康で病気をせずに元気に歩くには、一日8000歩、そのうち中強度の活動を20分行うことが大切です。
「一日8000歩/中強度の活動を20分」を目標に行えば、寝たきりになることを防げ、高血圧や糖尿病、脂質異常症、
また、がんや骨粗しょう症、認知症や心疾患、脳卒中のリスクも下がります。
一日8000歩の中で、20分は中強度の活動になっているのが理想です。
いかがでしたか?
次回は病気を遠ざける歩き方や必要な運動強度について
ご紹介していきたいと思います🐻💡
それでは次回もお楽しみに~🌼💛
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