前回の健康にまるわるプチ情報では、加齢による運動速度の低下や
病気と歩き方の関係についてご紹介いたしました👀🌟
”100歳まで元気に自分の足で歩く方法”の続きをご紹介いたします💡
病気を遠ざける歩き方
それぞれの病気の項目ごとにご紹介していきます!
■□メタボリックシンドロームを防ぐ□■
一日8000歩、そのうち中強度の活動20分で、ほとんどの病気を予防できるとお伝えしましたが、
メタボリックシンドロームの人だけは、もう少しの歩数と中強度の活動時間が必要です。
予防するためには、「一日10000歩/中強度の活動30分」が目安です。
また、肥満解消、ダイエット目的なら「一日12000歩/中強度の活動40分」が必要です。
生活やダイエットプランを見直しましょう。
■□高血圧症・糖尿病・脂質異常症を防ぐ□■
一日8000歩、そのうち中強度の活動20分は、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の予防になり、
これらを予防・改善すること、死亡リスクの高い病気を防ぐことにもつながるため、とても重要です。
メタボリックシンドロームを判定する際には、血圧や血糖値、中性脂肪の数値も基準になるため、
メタボリックシンドロームとこれらの生活習慣病は隣り合わせなのです。
■□がん・動脈硬化・骨粗しょう症を防ぐ□■
一日7000歩、そのうち中強度の活動15分で予防できるのが、がん、動脈硬化、骨粗しょう症です。
がんは、男女ともに日本人の死因の第1位であり、一度がんを患うと抗がん剤や放射線などの辛い治療をしなければなりません。
ウォーキングが効果を示すのが、大腸がんです。
運動で腸の働きがよくなるのに加え、発がん物質をスムーズに排出できることで、がん予防につながります。
■□認知症・心疾患・脳卒中・要支援・要介護を防ぐ□■
一日5000歩、そのうち7.5分中強度の活動で、要支援・要介護や認知症、心疾患、脳卒中が予防できます。
よほど不摂生をしている人や、ある程度の高齢者でないとかからないのでは?とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、
仕事でデスクワークが中心の人は、実は一日の歩数平均がこのくらいになります。在宅で仕事をしている人、通勤は電車という人も要注意です。
■□うつ病を防ぐ□■
一日4000歩、中強度の活動5分で、うつ病は予防できます。一日当たりの歩数が4000歩を切るということは、いわゆる引きこもりに近い状態の活動量です。
何かのきっかけで心が落ち込むと、家に引きこもりがちになります。
家から出て日光に当たらないと睡眠のリズムがつくれず睡眠障害が出るようになり、余計に運動の機会が減って、うつ病を発症するという悪循環が問題点です。
■□寝たきりを防ぐ□■
一日2000歩、中強度の活動がほぼ0分に近いという人でも寝たきりの状態は、なんとか避けたいものです。
寝たきりになれば、何をするにも人の手が必要になり、思いのままに活動ができません。
病気になったり、加齢によって外を歩くのが難しかったりする場合でも、家の中で少しでも歩きましょう。
その場で足踏みするだけでも、この場合は十分な運動になります。
次回の健康にまつわるプチ情報では、必要な運動強度についてご紹介いたします♪
お楽しみにくださいね( ^ω^ )🌼
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