こんばんは🐑🌠
多くの人が経験する、身近な不調が「便秘」。実は、“便秘を放っておくと寿命が短くなる”という驚きの研究報告があります💡
さらに、腸の健康は、心の健康と深く関係していることも明らかになってきています。
心身の健康を保ち、寿命を伸ばすためにも、腸を元気にする「腸活」を始めましょう✊
回答者の実感で「慢性的な便秘がある」と答えた622人(平均年齢59歳)と、そうでないと答えた3311人(平均年齢53歳)の
15年間を追跡した米国・メイヨー医科大学の調査結果です。便秘があると答えたグループは、そうでないグループよりも15年後の生存率が低かったです。
便秘は、加齢とともに急増します。それは、老化によって腸の機能が低下するからです。
腸が老化する原因は、主に3つあり、腸内の悪玉菌の増加、小腸の吸収力の低下、便を出す筋力の衰えが挙げられます。
🚽原因① 腸内に悪玉菌が増える
年代別の腸内細菌の種類を示したものです。腸内には、腸を健康に保つビフィズス菌や乳酸菌などの「善玉菌」、最も多く存在し、
善玉菌、悪玉菌のどちらの味方にもなる「日和見菌」、食中毒の原因にもなるウエルシュ菌などの「悪玉菌」が存在します。
60代以降では、善玉菌が減って悪玉菌が増えます。
🚽原因② 小腸で栄養を吸収しきれなくなる
小腸では、胃で消化された食べ物をさらに細かく分解し、栄養素を吸収します。
しかし、加齢とともに、小腸の消化液分泌機能が衰えてくるため、栄養素を吸収しきれなくなり、腸内環境の悪化を招きます。
🚽原因③ 便を出す力が低下する
60代以降では、大腸内で便を肛門に向かって送り出すための収縮運動(ぜん動運動)が低下したり、
排便をするときに必要な骨盤底筋や肛門の筋肉が衰えたりするため、排便力が低下します。
✅消化・吸収・排泄
食べ物は胃でドロドロに消化された後、小腸へ流れ込みます。大部分の栄養素は小腸で吸収され、
大腸では、小腸で吸収しきれない一部のビタミンと水分を吸収し、その残りを便として排出します。
✅免疫力を高める
腸には、免疫細胞が集結しており、呼吸や食べ物を通して口から入ってくる細菌やウイルスなどの病原菌を撃退し、
さまざまな感染症を防いでいます。また、腸内細菌も、病原菌を排除する働きがあります。
✅ビタミン&幸せホルモンをつくり出す
腸には、体や肌の調子を整える栄養素「ビタミンB群」「葉酸」「ビタミンK2」をつくる働きがあります。
また、幸せを感じたり、やる気を出したりするときに脳内で働くホルモン「セロトニン」や「ドーパミン」の原料も作り出します。
腸で働く腸内細菌は「善玉菌」「日和見菌」「悪玉菌」の3つに分けられます。多種多様な腸内細菌がびっしりと生息している様子が花畑のように見えることから、
「腸内フローラ」とも呼ばれます。全身の細胞の数は約37兆個あり、その細胞の約3倍もの腸内細菌が存在します。腸内フローラのバランスが崩れ、
善玉菌に対して悪玉菌の割合が増えると、「アリアケ菌」という有毒な菌が出現します。アリアケ菌がつくり出す2次胆汁酸は、大腸がんや肝がんの原因となります。
腸内細菌は、消化・吸収や免疫機能を担い、ビタミンや神経伝達物質をつくるなど、心身の健康に欠かせない働きをします。
ところがその一方で、悪玉菌が優位になってバランスを崩した腸内フローラは、有害な毒をつくり、寿命を縮める原因になりかねません。
💀腸内フローラの悪化が“毒”を生み出す💀
善玉菌の割合が高いと、消化・吸収力や免疫力が高まり、悪玉菌も悪さをしません。日和見菌は、善玉菌と悪玉菌の優勢なほうに味方をする性質を持ちます。
悪玉菌の割合が増えると、本来は無害の日和見菌も、悪玉菌として働くようになります。
このように、腸内環境が悪化した状態が続くと、がんの原因になる有害物質を作る「アリアケ菌」が現れます。
いかがでしたか?
次回は腸を元気にするメリットをご紹介いたします💡
どうぞお楽しみに😺💛
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