毎日、朝、晩行っているスキンケアや食事。
 
“キレイになりたい”
“いつまでも若々しい肌を保つために”
 
いろいろ取り入れてはいるけれど、望んでいる効果を感じれないこともあり、肌の悩みは尽きないもの。でも、その原因は誤解やカン違いかもしれません。
 
肌のためにと思ってやっていることも、実は肌にダメージを与えてしまっていたり…。
 
ケアをするのも正しい理解に基づいて行えば、肌は必ず応えてくれて健やかになります。
肌トラブルが現れても、深刻化する前に回復することができます。
 
たくさんの化粧品があふれている現代だからこそ、
スキンケアについて正しい知識と方法を知り、“もっとキレイな私”を手に入れましょう。

 
 
毎日のスキンケアと食事の思い込み・カン違いをCHECK  
まずはご自身の普段のスキンケアについて、見直してみましょう。
 
① UVケアは夏だけすれば大丈夫。
 
② マッサージグッズや美顔器で毎日、顔をリフトアップしている。
 
③ 肌が弱いのでオーガニックコスメをなるべく選ぶようにしている。
 
④ ナチュラルメイクなので、クレンジングしなくても洗顔だけで落ちていると思う。
 
⑤ ビタミンが豊富な野菜さえたくさん摂っていれば、肌はキレイになると思う。
 
⑥ スキンケアのためにスムージーなどの酵素入りドリンクを飲んでいる。
 
⑦ サプリメントや大豆などでイソフラボンを摂っている。
 
⑧ 油抜き（ノンオイル）ダイエットをしている。

 

あなたは何個チェックがつきましたか？
次は、正しいお手入れ方法をご紹介いたします！
 
 

正しいお手入れはハリのある毎日へ繋がります

 

１・UVケアは365日が鉄則。紫外線はお肌の大敵です。

肌にさまざまなダメージを与え、老化を進める紫外線。

4～8月にかけては紫外線の量が特に増えますが、それ以外の時期もしっかり降り注いでいます。

曇りや雨の日も紫外線は届いているので、UVケアは一年中することが重要です。

UVケア→下地→ファンデの順に重ねると、さらに効果的です。

 
 
２・強いマッサージは厳禁。肌は動かないように軽くマッサージしましょう。

肌に触れることは、ホルモンの分泌を促して肌をキレイにしますが、強く押したりこすったりするのは逆効果です。

肌が引っ張られると、真皮が壊れてしまい、たるみが発生してしまいます。

マッサージをするときは、肌の表面を動かさないように、優しく行うことを心がけましょう。

※真皮…表皮の内側にあって、肌組織の大部分を占めている。
 

 
 
３・植物の力はかなりパワフル。

肌に優しそうというイメージで、オーガニックコスメを選ぶ人は多いですが、植物は薬草になるものもあるほど、刺激が強い場合もあります。

肌が弱い人や調子がイマイチのときに使うと、調子が悪くなる場合もあります。

最初にテスターなどで試したり、パッチテストをするのがオススメです。

 
 
４・薄くてもメイクは油性です。油でしっかりオフしましょう。

ナチュラルメイクでも、メイクは油性のため、洗顔料では落ちません。

BBクリームや日焼け止めも同様です。

洗顔料だけで落とそうとすると、ゴシゴシとこすったりして潤いまで失われる可能性があります。

どんなに薄いメイク（日焼け止め）もしっかりクレンジングで落としましょう。
 

 
 
５・野菜だけでなく、たんぱく質も一緒に摂りましょう。

野菜に含まれるビタミン類は体に必要な栄養素ですが、野菜だけ摂っていても肌はキレイになりません。

野菜は、筋肉や肌、髪の原料となるたんぱく質や、体のエネルギー源となる炭水化物、肌の潤いを保つ脂質といった、3大栄養素の働きを助ける副栄養素も含んでいるからです。

 
 
６・酵素と一緒にたんぱく質も摂らないと、肌はキレイにならない！？

日本で酵素と呼ばれるものの多くは、代謝に関わる酵素や、腸内環境を整える醗酵エキスのことを指します。

酵素はたんぱく質の一種なので、体内では自らの消化酵素によって分解され、外からしか補うことができません。

体内で酵素の材料になるアミノ酸やビタミン・ミネラルの不足には注意しましょう。

 
 
７・誰もがイソフラボンで女性ホルモンを補うことができるわけではない。

大豆に含まれる成分、イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをすることで知られています。

しかし、最近、イソフラボンは腸内で発酵されて初めて女性ホルモン由来の働きをすることがわかってきました。

腸内でイソフラボンを発酵できるのは、日本人の約5割で、誰でもできるわけではないです。

 
 
８・オイルには潤い成分の吸収をサポートする働きがある！

オイルには食材に含まれる脂溶性の抗酸化ビタミンの吸収を促す効果があります。

サラダを食べるときなどは、オイルドレッシングがオススメです。

カロリーが気になる人は、食物繊維や良質な必須アミノ酸をたっぷり含むアボカドを加えましょう。

アボカドには栄養の吸収を高める効果があります。
 

 
 
参考文献：いちばんわかるスキンケアの教科書

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