VRを初体験!なぜ3D映像は立体的に見えるの??

2017年2月4日(土)

最近、話題を集めている“VR”というものをご存知でしょうか?
VRとはvirtual realityの略称で、仮想空間をまるで現実のように感じられるというものです。

 

そんなVRを、ステラ漢方スタッフも先日初めて体験してみました☆

 

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今回使用したソフトは、プレイステーションの「バイオハザード7」。

 

ゲーム界にサバイバルホラーをもたらしたバイオハザードシリーズの最新作です。
VR対応になったことで、さらにリアルな恐怖を目の当たりにできる!と注目を浴びています。

 

映像をそのまま見てもかなりホラーなのですが、これをVRモードで見てみるとどのような世界が味わえるのでしょうか。

 

まずは、高木が体験してみることに(・∀・)

 

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今村「え?なになに?」
高木「うわー!!!!
今村「怖いの?」
高木「来たー!!!

 

雄叫びをあげる高木に、今村は興味津々……!

 

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今村「ゲームの中にいるみたい~( ^)o(^ )

 

私も体験してみたのですが、実際にゲームの世界に入り込んでいるようにしか思えないんです!本当に不思議!!

そういえば、映画館やテーマパークのアトラクションなどでも目の前の映像をリアルに感じさせるものが増えてきましたよね。

 

ところで、一体なぜ平面上の映像を立体的に感じることができるのでしょうか?

 

そこで!今回は、立体的に見せる3D映像のしくみについて調べてみました!(・∀・)

 

 

 

■物を立体的に見るメカニズム

 

片目をつぶって物を見ると、左目と右目とでは物の位置がズレて見えませんか?
また、その見え方は遠くにあるものではあまり変わりませんが、手前にあるものほど大きくズレているはずです。

 

実は、これが物を立体的に見るためにとても重要。

 

私たちは、左目と右目とではそれぞれ違う角度で物を見ているため、見え方には左右でズレが生じています。
このズレの度合いから幅や奥行きなどを読み取り、目の前にある物を立体的に捉えているのです。

 

 

 

■さまざまな3D映像

 

3D映像では、この原理をそのまま利用することで立体視を実現しています。

 

左右それぞれの目に異なる映像を見せており、左右での見え方は遠くにあるものほどズレは小さく、近くにあるものほどズレを大きくなるように調整されています。

このように左右の映像でズレの度合いに差をつけることで、奥行き感を演出しているのです。

 

また、3D映像にはいくつか種類があり、左右で異なる映像の見せ方にはさまざまな手法があります。

 

 

👓アクティブシャッター方式(液晶シャッター方式)

 

眼鏡のフィルムが液晶になっており、左右交互に見えなくなります。
眼鏡と映像が連動しており、
「右目が見えているときは右目用の映像」
「左目が見えているときは左目用の映像」
を映しているのです。

 

これを高速に切り替えることで、映像を立体的に見せています。

(超高速なので、見た目には左右で切り替わっているとは分かりません。)

 

アクティブシャッター方式ではシャッター切り替えのしくみが必要なので、メガネにバッテリーが搭載されています。

そのためメガネも比較的に高価で、メガネ自体も重くなります。
また、専用の映像と専用メガネでないと上手く見られないこともあるそうです。

 

 

👓パッシブ方式(偏光方式)

 

こちらでは、映像のライン毎に左目用の映像と右目用の映像を交互に映し出されており、メガネのレンズを通して、左右それぞれの映像を分離しています。

 

アクティブシャッター方式のように、メガネと映像を連動させる必要がないため、メガネにバッテリーは搭載されていません。
そのため、比較的に安価でメガネの重さも軽いです。

 

ただし、1つの映像に左目用の映像と右目用の映像を同時に映し出しているため、両目で見た時に解像度が半分になってしまいます。
ですが、それでもほとんどのものは十分綺麗に見えるようです(^^)

 

 

👓アナグリフ(赤青メガネ)

 

メガネレンズの片方が赤、もう片方が青になっているもので、別名「赤青メガネ」とも言われています。
子供の頃に遊んだことがある方も多いのではないでしょうか?(・∀・)

 

赤いフィルターでは赤い色が見えず、青いフィルターでは青い色が見えないという性質を利用しており、左右で見える映像を変えることで立体的に見せています。
つまり、原理は3D映像と同じですね。

 

こちらは、赤と青のフィルターがあれば自分で作ることができ、3Dメガネの中でもかなり安価です。
ただし、フィルターによって見える色が制限されてしまうため、カラー表現には向きません(^^;

 

 

👓VR(virtual reality)

 

VRにも基本的には3D映像が使われているものが多く、平面の映像を立体的に見せる原理は同じです。
左右それぞれの目に、左目用の映像と右目用の映像を映し出しています。

 

VRがこれまでの3D映像と違うのは「視界のすべてが映像で覆われる」ということ。

 

一般的な3D映像は画面の枠内だけが立体的に見えますが、VRでは視界に入るものすべてが立体的に見えるので、

自分自身が画面の中に入り込んでいるような体感が得られます。

 

さらに、頭の動きに合わせて映像も動くので、よりいっそう仮想世界をリアルに感じられるのです。

 

ということは、宇宙旅行や歴史の世界へタイムトリップも簡単にできちゃうわけですね。(夢のようなお話ですね!)
ほかにも、車に乗らずに試乗体験ができたり、一瞬でリフォームできたり、VRを活用した便利なサービスがどんどん生まれているようです。

 

VR技術の進化は、今後ますます楽しみですね(^^)

 

 

 

■最後に!3D映像を見るときの注意点

 

3D映像では特殊な映像により臨場感を味わうことができますが、同時にかなり目が疲れます。
また、視覚情報の認識がずれることで「3D酔い」「VR酔い」を感じることも……。

 

3D映像を見て疲れを感じたり気分が悪くなったりした場合は、すぐに止めるようにしてくださいね。

 

さらに3D映像に限ったことではありませんが、ディスプレイ画面が発生するブルーライトによっても目に負担がかかります。

映像を楽しんだ後は、しっかり目を休めて労わってあげましょう♪

 

 

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それにしても、映像の映し方を変えるだけでこれほどまでリアルな世界を体感できるとは驚きでした!

 

実は、子供の頃から私のひそかな夢は「お菓子の家で暮らすこと」。

 

その夢が叶う日も意外とそう遠くないのかもしれません! ワクワク(^^)
(そして、本当にお菓子を食べられたら、なお嬉しいです♪)


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