日々のスキンケアの中で角質ケアをとり入れていますか?
角質ケアをとり入れないお手入れを続けていると、溜まった古い角質が原因で、カサカサしてくすんだ肌になりがちです。
そして肌の内部では、潤いを保つ能力が低下し、バリア機能も衰えていきます。
前回のGRACE Beauty Columnでは肌の「ターンオーバー」についてのお話をしました。
ここで自然なターンオーバーの周期に任せたままにせず、少し踏み込んでケアをしていきましょう。
28周期を刻めなくなった肌には、理想的な周期に近づける手助けをする“角質ケア”を取り入れましょう。
肌の表面に溜まるべき新しい角質細胞は残しつつ、不要な古い角質だけ除去するのが望ましい方法です。
角質ケアで問題になるのは、角質の“取りすぎ”です。
角質を強制的に除去するピーリングを毎日行うなど方法を誤ると、乾燥したりヒリヒリしたり赤みが出たりなどのトラブルになる可能性があります。
また、物理的に角質を除去するゴマージュやスクラブも、肌をこすりすぎてかえって肌にダメージを与えてしまうこともあります。
角質ケアコスメは慎重に選び、週に1回程度など、自分の肌の状態と相談して適切な頻度を守って行いましょう。
20歳を過ぎた頃からターンオーバーのリズムが遅れていくと考えると、初期のエイジングサインが現れはじめる25歳過ぎにはスタートした方が良いでしょう。
大人の女性は、皮膚のトラブルを抱えていないかぎり、定期的な角質ケアが必須と思いましょう。
とくにゴワつきやくすみを感じていたり、化粧水のなじみが悪いときに行うと、効果を実感しやすいはずです。
ゴマージュやスクラブは、植物の種子や火山岩などを粉末にしたもので、洗顔料に含まれることが多いです。
これらの細かい粒子が肌の上を転がって毛穴の中の汚れをかき出すなど、物理的な摩擦で古い角質をオフします。
多少、
肌への刺激が懸念されるため、粒子が細かくて指すべりのよいものを選びましょう。
オイルや保湿成分をベースにしているものもオススメです。
やりすぎは厳禁なので、説明書に記載された使い方を守りましょう。
美容医療の施術でも使われるフルーツ酸やグリコール酸などのピーリング成分には、肌表面の古い角質を剥離させる作用があります。
この成分を、セルフケアしても安全なように濃度を調整して美容液としたのが角質ケア美容液です。
肌への刺激が強くない“毎日使ってもOK”というタイプがおすすめで、保湿成分も入っているとより良いでしょう。
洗顔後や化粧水の後になじませたり、拭き取るだけで、角質の生まれ変わりを促してくれます。
肌の代謝を高めながら、クルクルとやさしくこする摩擦で余計な角質をオフできるマッサージも効果的です。
ただ、ゴシゴシこすっては逆効果なので、
必ずマッサージクリームなどを馴染ませてから、力を入れずにマッサージを行いましょう。
専用のものもありますが、普段の乳液やクリームを多めに使っても大丈夫です。
その他、液を塗ってから肌をこするものや、乾かしてはがすピーリングパックもありますが、刺激の強い場合もあるので、使用上の注意をよく読んで従いましょう。
参考文献:いちばんわかるスキンケアの教科書
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