年末年始の宴の疲れ、出てませんか?体に優しい、大根のススメ

2018年1月26日(金)

こんにちは、ステラ漢方の宮崎です。

 

松の内を過ぎ、お正月ムードも落ち着いてまいりましたが、年末年始は、いかがでしたか?

帰省をした方、旅行に出られた方、お仕事をされていた方など、さまざまかと思います(^^♪

 

私の年末年始は、家族や友人などで連日忘年会をしたり、親戚宅などでおせち料理にお寿司、お酒やお餅食べたり、食べて飲んで寝て、食べて飲んで寝て……を毎日繰り返しておりました。

年末年始って、おいしい食べ物が多くて、手が止まらないですよね( *´艸`)

 

でも、正月が明け、仕事が始まると体にある異変が出てきました。

 

胃が疲れてる(-_-;)

 

いつもなら朝食も残さず食べ、お昼休憩の同僚たちとのランチが楽しみなのに、気が進まない。

大好きなコーヒーですら、飲んでいて胃が重く感じる……。

 

そりゃ、あれだけ飲んで食べていれば当然の結果ですね(;^ω^)

食生活をともに過ごした主人(36才)にも同じ症状が出てきていて、夕飯の食卓では二人とも

 

「胃が疲れてて、食べられん」

 

と嘆きました。

 

でも冬って、まだまだ美味しい食べ物がたくさんあるんです!!

胃の疲れのせいで、美味しい冬の味覚を堪能できないなんて、

いやだーーーーー(ノД`)・゜・。

 

そんな、年末年始の宴の胃をケアしてくれる、春の七草の一つ【ダイコン】にズームイン!!!!!

 

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学名:Raphanus sativus var.

英名:Daikon、Japanese radish

科名:アブラナ科

分類:アブラナ目

原産地:地中海沿岸や中東?

 

原産地に「?」がついているのは、確定的ではないためです。

 

ダイコンは種類が多く、ダイコンの仲間は世界中に分布しており、紀元前2200円前の古代エジプト時代の栽培記録にも残っているそうです。

ちなみに、日本での栽培記録は弥生時代には伝わっていたようです。

 

日本のダイコンで、なんと世界一2品種もあるんですよ♪

 

一つは、【世界一大きくて重い】桜島ダイコン

ギネスブックの記録は、なんと31.1kgで、いまだこの記録は破られていないそうです。

 

もう一つは、【世界一長い】守口ダイコン

白い根の直径は2・3cmくらいと、とても細いのですが、長さが120cmほどまでになるんです!こちらのギネスブックの記録は191.7cmだそうで、と~~っても長いです。すごーー!

 

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【春の七草・すずしろ】

 

突然ですが、春の七草、全て言えますか?

 

せり

なずな

ごぎょう

はこべら

ほとけのざ

すずな

すずしろ

 

おおお、私、覚えてましたね(笑)

 

1/7に、春の七草をおかゆにして食べた方も多いと思います。

スーパーなどでも、春の七草セットとして販売していますが、この中の【すずしろ】は、ダイコンのことなんですよ~。お気づきでしたか?

 

ではなぜ、ダイコンの事をすずしろと呼ぶのでしょうか。

諸説ありますが、ダイコンの根が清々しく白いから【すずしろ】と呼ぶそうです。

ちなみに、呼び名の似ている【すずな】カブの事です ^^

 

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【ダイコンは種からすべて食べられます!】

 

ダイコンは中国では生薬として重宝されており、中でも種は【萊菔子(らいふくし)】と呼ばれ、日干ししたのちに煎じて飲みます。

 

実は日本でも、腹痛時はそのまま粉末にして飲んだり、咳が止まらないときはに乾煎りして粉末にしたのちに煎じて飲んだりする民間医療があります。

最近は、あまり葉がついた状態で売られているところを見ることが少なくなりましたが、葉には他の緑黄色野菜にも負けないくらい栄養が豊富で、

 

☆βカロテン

☆ビタミンC

☆ビタミンK

☆葉酸

☆ビタミン

☆カリウム

☆カルシウム

 

など、多くの栄養素が含まれています。

しかも、カルシウムが豊富なことで有名な小松菜と匹敵するくらい含まれているので、捨てるなんてもったいないですね!!

 

私たちが一番身近で食べている白い根っこ部分、ここに胃の疲れをサポートする【アミラーゼ】が豊富に含まれているんですね~。

 

アミラーゼとは、消化酵素のことでヒトの体では胆汁や唾液にも含まれています。

 

アミラーゼは、糖質が多い商品を分解する働きがあるので、この成分を含む食品とアミラーゼを含むダイコンを一緒に食べると、消化をサポートしてくれるわけです。

しかし、年齢とともにアミラーゼの分泌量は減っていくため、個人差はありますが、年齢を重ねるごとに、脂っこい食べ物や消化に時間のかかるものを食べると、消化不良で胃がもたれる傾向にあります。

 

そう考えると、意外にダイコンと一緒に食べるメニューって多いですよね。

 

ダイコンおろし+お餅=おろし餅、からみ餅

ダイコンおろし+鍋=みぞれ鍋

 

これ以外にも、お魚やお肉と一緒にダイコンおろしで食べたり、いろいろな料理と会いますもんね♪

というわけで、さっそく我が家の食卓にダイコンおろしを投入♪

私は、ダイコンおろしをお味噌汁に入れたり、ポン酢で味をつけてご飯にのせて食べましたよ(^^♪

 

 

さっぱりしていて、久しぶりに食が進みました。

 

美味しい冬の味覚を堪能するためにも、ダイコンおろしの力をお借りしたいと思います♪

皆様も、ぜひ、ダイコンパワーで元気な冬を過ごしてみませんか?(^^♪

 

それでは皆様、バラ色の日々を~♪


この記事の投稿者

miyazaki
miyazaki
お客様窓口でNo.1のパワフルスタッフです♪プライベートでは2児の母ですが、スタッフからも母ちゃんと呼ばれ親しまれております。 メディカルハーブコーディネーターの資格を活かして、皆様にハーブの魅力をお伝えします(^^)
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