「最近なんだか不調だな…」と思っているそこのあなた!
その不調、もしかしたら“目”が原因かもしれません。
私たちは1日中、スマホやパソコンに目を使い過ぎていて、
いつの間にか“目”の筋肉をカチカチにしています。
カチカチの緊張状態のままにしていると、
交感神経のスイッチもONのままになり、
頭痛、肩こり、倦怠感、不眠などの不調が引き起こされます。
そんな時は、目をじっくり温めてみましょう。
こわばった目の筋肉は「持続的」に「ゆっくり」温めることに
よって、血行がよくなり、だんだんほぐれていきます。
今回は、目の調子を整えて身体の不調を改善していくお話です。
現代の私たちは、朝起きてから眠るまでの間、
常に目から「光る情報」を吸収しています。
紙が主流だった時代とは違い、書類や手紙、
新聞、本や雑誌、広告ポスターにいたるまで電子化していますよね。
つまり、職場でも家庭でも街中でも、
一日中発光するなにかを目にし続けているのです。
長時間パソコンやスマホを眺め続けると、
目のまわりの筋肉がかたくなります。
そして、血流が悪くなり、目の周りが冷え、
交感神経が過剰に働き、顔から首の筋肉が緊張し、
脳への血流が制限されてしまいます。
交感神経が働きっぱなしになると、
イライラしたり、疲れたり、不安になったり、
眠りも浅くなりがちで、いくら眠ってもすっきりしません。
目は物を見ようとするとき、レンズの役目をしている水晶体を
厚くしたり薄くしたりして、ピントを調節しています。
この作業をおこなっているのが毛様体筋という筋肉です。
毛様体筋は、近くのものを見るときに、きゅっと縮こまる
ことによって、レンズとなる水晶体を厚くしてピントを合わせます。
縮まるということは、緊張するということです。
長時間近くのものを見続けていると、だんだん毛様体筋が
固まってきます。この状態が続くと遠くを見ても、
毛様体筋が緊張を解けなくなってきます。
これが“疲れ目”です。
疲れ目になると近くのものから、
ぱっと遠くのものを見たときに、すぐにピントを
合わせられなくなります。また、瞳の動きが鈍くなるので、
光の量が多く入るようになり、少しの光でもまぶしく
感じられるようになります。
疲れ目の状態で、さらに近くのものばかり見続けていると、
だんだん毛様体筋が縮まったままになります。
つまりこわばった状態のまま固定されてしまうのです。
これが“眼精疲労”です。
実は、目のまわりの細胞は、自律神経に深くかかわっています。
視点を近距離で合わせたままにして、毛様体筋をこわばらせてしまうことにより、
「緊張しろ」という交感神経のスイッチが入りっぱなしになります。
その状態が続くと、目だけではなく全身に「頭が痛い」「肩がこる」
「だるい」「胃が痛い」「イライラする」「集中できない」などの問題が起こってきます。
緊張してかたくなった目の筋肉は、寝る前のストレッチと同じように、
毎日ケアしてあげれば、次第に柔軟性を取り戻していきます。
中でも「目のまわりを温める」のが一番効果的です。
目のまわりを温めれば、毛様体筋がゆるんで、血流がよくなり、
自律神経が整って、ホルモン分泌が促され「普段通りの平穏な気持ち」に
戻っていきます。目の緊張を落ち着かせることによって、
身体も休息モードに入っていきます。
大切なのは、ゆっくりと時間をかけて、じんわり温め続けることです。
目のこわばりは時間をかけて温めたり、使い方を工夫したり
ストレッチをすることで改善できます。
そして年齢が一歳でも若いほど、元に戻る可能性が高いです。
いかがでしたか?
次回は「目を温めて得られる効果」について
ご紹介していきます💡😸🌟
どうぞお楽しみに~💗💗
参考文献:目を温めると身体が自然によみがえる!
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