こんばんは🐰🌙
今回も前回に引き続き『食の漢方』について
ご紹介させていただきます💡🍅
私たちの体は血液が全身をめぐって一定の体温を保っています。
血液がドロドロになって流れが悪くなったり、
血液が足りなくなると身体は冷えてしまいます。
血行をよくしたり、補血効果のある食材をとることが必要です。
黒糖としょうがは体を温める力が強く、
冷え症の方にもってこいの食材です。
血行をよくする豆乳と混ぜるのがオススメ。
鍋に豆乳を入れて沸騰する直前まで温めます。
しょうがのスライス、黒糖を加え弱火にし、
木べらで混ぜながら黒糖を溶かしたら出来上がりです。
指先などの末端が冷えるのは、エネルギーや栄養となる気血のめぐりが悪く、
熱をすみずみまで運ぶことができなくなったからです。
こんなときには、気や血をめぐらせ、
体を温める作用がある玉ねぎを使用した
「玉ねぎ黒こしょうスープ」がおすすめです。
スライスした玉ねぎを炒め、水を加えて3~4分煮て、
塩と多めの黒こしょうで味を調えます。
こしょうにも気をめぐらせ、
お腹を温めて冷えを改善する効果があります。
妙に大量の汗をかいてしまう多汗は、
自律神経失調症の症状のひとつといえます。
発汗作用や体温調節は、自律神経が担っているからです。
トマトは体にこもった余分な熱をおさめ、
胃や肝臓の働きを助けてくれる食材です。
冷蔵庫から出し、常温に戻していただきましょう。
臭いがするものは基本的にこもった熱のしわざです。
とくに体臭・口臭は、胃熱といって胃にこもった熱が原因と考えます。
まずは熱を冷ます食材をとりましょう。
おすすめの食材はこんにゃくです。
整腸作用もあり、消化不良や便秘の改善にも有効です。
こんにゃくを半分、または3等分に切り、両面に格子状に浅く切り込みを入れます。
これを沸騰したお湯でさっとゆで、ざるにあげる。
フライパンにオリーブオイルを入れて中火にかけ、
こんにゃくを入れて両面よく焼きます。
醤油で味を整えて仕上げにこしょうをふったら完成です。
肥満は胃腸の弱りが原因です。胃腸は、食べ物を受け取って分解し、
エネルギーや栄養に変え、不要物を排出します。
胃腸が弱ったとき、この分別力が低下し、
不要物を体の中にため込んでしまった状態になります。
にんじんには、胃腸の働きを整え、老廃物を排出する作用があります。
にんじんのきんぴらは、一度にたくさんのにんじんが食べられるので
おすすめです。フライパンにごま油を熱し、
千切りにしたにんじんを炒め、酒、砂糖、醤油で味付けすれば完成です。
しみやくすみなどの皮膚の黒ずみのおもな原因は、血行障害と腎臓の衰えです。
睡眠不足や疲労がたまると目の下にできるくまもそうです。
対策は血の流れをよくして、ドロドロ血を取り除き、腎臓を補うことです。
おすすめの食材は納豆です。納豆は、発酵の過程でできるナットウキナーゼ
という成分が血栓を予防し、血をサラサラにする働きがあります。
また、胃腸の働きを整え、気の巡りをよくして、
老廃物を排出する力があるので便秘にも効果的です。
赤く盛り上がったにきびは、炎症が起きている状態です。
対策はとにかく熱をためないことです。
こんなときは熱を冷ましてくれるナスがおすすめです。
ナスを縦半分に切り、両面にフォークで軽く穴を開けます。
フライパンにアルミホイルを敷いてナスをのせ、
ふたをして中火で両面焼くだけです。
かつお節をたっぷりと、醤油を少しかけていただきます。
魚焼きグリルやオーブントースターで焼いてもOKですよ!
参考文献:体をおいしくととのえる!食べる漢方
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