~食の漢方④~

2020年7月13日(月)

こんばんは🐰🌙

 

今回も前回に引き続き『食の漢方』について

 

ご紹介させていただきます💡🍅

 

 

 

私たちの体は血液が全身をめぐって一定の体温を保っています。

 

血液がドロドロになって流れが悪くなったり、

 

血液が足りなくなると身体は冷えてしまいます。

 

血行をよくしたり、補血効果のある食材をとることが必要です。

 

黒糖としょうがは体を温める力が強く

 

冷え症の方にもってこいの食材です。

 

血行をよくする豆乳と混ぜるのがオススメ。

 

鍋に豆乳を入れて沸騰する直前まで温めます。

 

しょうがのスライス、黒糖を加え弱火にし、

 

木べらで混ぜながら黒糖を溶かしたら出来上がりです。

 

 

 

 

 

指先などの末端が冷えるのは、エネルギーや栄養となる気血のめぐりが悪く、

 

熱をすみずみまで運ぶことができなくなったからです。

 

こんなときには、気や血をめぐらせ、

 

体を温める作用がある玉ねぎを使用した

 

「玉ねぎ黒こしょうスープ」がおすすめです。

 

スライスした玉ねぎを炒め、水を加えて3~4分煮て、

 

塩と多めの黒こしょうで味を調えます。

 

こしょうにも気をめぐらせ、

 

お腹を温めて冷えを改善する効果があります。

 

 

 

 

妙に大量の汗をかいてしまう多汗は、

 

自律神経失調症の症状のひとつといえます。

 

発汗作用や体温調節は、自律神経が担っているからです。
 

トマトは体にこもった余分な熱をおさめ、

 

胃や肝臓の働きを助けてくれる食材です。

 

冷蔵庫から出し、常温に戻していただきましょう。

 

 

 

臭いがするものは基本的にこもった熱のしわざです。

 

とくに体臭・口臭は、胃熱といって胃にこもった熱が原因と考えます。

 

まずは熱を冷ます食材をとりましょう。
 

おすすめの食材はこんにゃくです。

 

整腸作用もあり、消化不良や便秘の改善にも有効です。

 

こんにゃくを半分、または3等分に切り、両面に格子状に浅く切り込みを入れます。

 

これを沸騰したお湯でさっとゆで、ざるにあげる。

 

フライパンにオリーブオイルを入れて中火にかけ、

 

こんにゃくを入れて両面よく焼きます。

 

醤油で味を整えて仕上げにこしょうをふったら完成です。

 

 

 

肥満は胃腸の弱りが原因です。胃腸は、食べ物を受け取って分解し、

 

エネルギーや栄養に変え、不要物を排出します。

 

胃腸が弱ったとき、この分別力が低下し、

 

不要物を体の中にため込んでしまった状態になります。

 

にんじんには、胃腸の働きを整え、老廃物を排出する作用があります。

 

にんじんのきんぴらは、一度にたくさんのにんじんが食べられるので

 

おすすめです。フライパンにごま油を熱し、

 

千切りにしたにんじんを炒め、酒、砂糖、醤油で味付けすれば完成です。

 

 

 

 

しみやくすみなどの皮膚の黒ずみのおもな原因は、血行障害と腎臓の衰えです。

 

睡眠不足や疲労がたまると目の下にできるくまもそうです。

 

対策は血の流れをよくして、ドロドロ血を取り除き、腎臓を補うことです。
 

おすすめの食材は納豆です。納豆は、発酵の過程でできるナットウキナーゼ

 

という成分が血栓を予防し、血をサラサラにする働きがあります。

 

また、胃腸の働きを整え、気の巡りをよくして、

 

老廃物を排出する力があるので便秘にも効果的です。

 

 

赤く盛り上がったにきびは、炎症が起きている状態です。

 

対策はとにかく熱をためないことです。

 

こんなときは熱を冷ましてくれるナスがおすすめです。

 

ナスを縦半分に切り、両面にフォークで軽く穴を開けます。

 

フライパンにアルミホイルを敷いてナスをのせ、

 

ふたをして中火で両面焼くだけです。

 

かつお節をたっぷりと、醤油を少しかけていただきます。

 

魚焼きグリルやオーブントースターで焼いてもOKですよ!

 

 

参考文献:体をおいしくととのえる!食べる漢方

 


この記事の投稿者

yahata
yahata
ステラ漢方の会報誌「ステラ通信」編集長。ステラ広場ではダイエットについて実践したものをご紹介していきます!ぜひ、お試しください♪
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