人生を120%楽しむために免疫力を高めよう!

2016年5月30日(月)

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昔から、「風邪は万病のもと」と言われています。これは『風邪のような些細な病もこじらせてしまうと、様々な病気に転じかねないので甘くみてはいけない』という意味だけでなく、『風邪を引くほど免疫力が低下しているということは、もっと恐ろしい病気にもかかりやすくなっている』という意味でもあります。もし、免疫力が弱ければ病気になった後も外敵を中々排除できず、回復に時間がかかってしまいます。

 

 

Q:風邪が悪化すると熱が出るのはなぜ?

 

A:熱が出るのは、身体がウイルスと闘っている証です。ウイルスを殺すリンパ球は、平熱よりも体温が高い状態の時にパワーアップします。熱を出すことによって私達が生まれながらに持っている「ウイルスと闘う力」が強く働くのです。食欲があり、睡眠も取れる状態であれば、無理に薬で熱を下げず、汗をかいて寝る方が治りが早いこともあります。

 

 

Q:早い段階で風邪を治すには?

 

A:「風邪の引き始めの予兆」に気づくよう、自分自身のバロメータの感度を高めておくことが大切です。何となくだるかったり、いつもより身体が重たく感じたり、喉の奥が痛くなったり・・・このように身体は何かしらの信号を発しています。信号を受け取ったら、睡眠を十分に取り、睡眠中もマスクをつけて喉の保湿に努めるなど、症状にあった対策を迅速に行うことが大切です。

 

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よほど身体に疲れが溜まって体調を崩していない限り、私達は本来風邪や病気にならないよう身体を守るシステムを備えています。システムをちゃんと“活用できているかいないか”それが、風邪だけでなくその他の病気にもなりやすい人とそうでない人を明確に分けているのです。普段から自分の「調子がいい」「調子が悪い」時の感覚を知って、身体が発するサインをしっかりと受け止めることが大切です。

 

あなたは健康ですか?

 

たとえ病気を発症していなくても、常に体調不良を訴えているような人は健康とは言えません。また、いくら筋骨隆々で立派な体格でも、すぐに風邪を引いてしまうようでは本当の意味では健康とは言えないはずです。どんなに忙しくても、生き生きと最高のパフォーマンスを発揮できる「総合的に健やかな身体=健康体」を持っている人こそ、真に健康な人と言えるのではないでしょうか。  いつも忙しいはずなのに、疲れた様子もなく、風邪一つ引かない人。パワーに満ち溢れた元気いっぱいの人。また、細身でもぽっちゃり体型でも、体型に関わらず健康で丈夫な人はいます。健康で丈夫な人は、「身体の機能低下」による風邪や病気の前兆を引き起こすことなく、いつまでも健康でいることができるのです。では「健康に見える」だけの人と、身体の全てが健やかな「健康体」の人との違いはいったいどこにあるのでしょうか?その答えは、私達が“免疫力”を活用できているかいないかにあります。私達の健康の要になるもの、それが免疫力です。

 

免疫力ってなに?

 

私たちの身体には、生まれながらにして健康を維持する為の機能が備わっています。それが「免疫」です。免疫が機能しないと、私たちは健康に生きていけません。免疫を作る免疫細胞は、血液やリンパ液に乗って全身を巡りながら、ウイルスや細菌などの様々な外敵から私達を守る働きをしています。この免疫細胞の正体が白血球です。免疫細胞がウイルスや細菌に負けた時、私たちは風邪を引き、病気になります。つまり、免疫力が低下しないようにすることが、健康を維持できる最大の秘訣なのです。健康な人は高い免疫力を維持しているからこそ、風邪も引かず、疲れも溜めず、常に最良のコンディションを保っていられるのです。

 

 

今からでも遅くない!免疫力を高める4つの法則!

 

年齢と共に少しずつ弱くなっていく免疫力。放っておくと次第に低下しますが、高めようと思ったら年齢に関係なく確実に高められので、いつ始めても決して遅くはありません!

 

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人間の身体は約60兆個の細胞でできていると言われています。そのうち約2兆個が健康を司る免疫細胞です。

なんと、約2兆個もある免疫細胞の約70%が「腸」に分布されています!腸内は体内の中で、最も細菌やウイルス、化学物質などの異物にさらされる場所です。免疫細胞の役割は、「食物」と「食物と共に入ってくる異物」とを見分け、必要な栄養は取り込み、害になる病原菌は排除することです。また、食べ物に対する過剰反応が起きないようにする為に免疫を抑える役割を果たすのも、免疫細胞の仕事です。このようにとても素晴らしい働きをする腸内の免疫細胞ですが、便秘になり腸内に汚れが溜まってしまうと、正常に働くことができなくなるという弱点があります。全体の約70%の免疫細胞が正常に働くことができなくなってしまうと、体調を崩しやすくなったり、心と身体のバランスが取りづらくなったりしてしまいます。

免疫細胞にしっかりと正常に働いてもらう為にも、日頃から腸内環境を整えるよう心がけましょう!

 

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「適度な運動というのが、どれくらいの運動を表しているのかよく分からない・・・」そんな疑問がある方もいるかもしれません。

「適度な運動」のポイントは「ジワッと汗をかく程度」で運動を止めることです。「ジワッと汗をかく」というのは、身体の中で燃焼が始まったタイミングです。脂肪を燃やすダイエット目的の運動ではなく、健康を維持する為の運動であれば、約30分早歩きをするだけで、十分な運動になります。

是非、自分の体調や生活習慣に合わせて適度な運動を心がけましょう!

 

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発酵食品に含まれる、人体に良い影響を与える微生物のことを「プロバイオティクス」と呼びます。ヨーグルトなどに含まれる動物性乳酸菌やキムチやぬか漬け、味噌などに含まれる植物性乳酸菌、また納豆菌などもこれに該当します。乳酸菌は、アンモニアなどの腸内の腐敗物質の増加を抑え,腸内環境を整える働きがあり、納豆菌は血流を良くする働きがあります。このように、プロバイオティクスは免疫細胞を活性化する様々な働きをしてくれるものです。

できるだけ毎日の食事に発酵食品を取り入れるようにしてみてくださいね♪

 

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私たち人間の身体は約60~70%が水分でできています。水分は、血液や細胞の間に入っている体液として蓄えられ、様々な大切な役割を果たしています。もし、体内に十分な水分がなければ、免疫細胞を含むそれぞれの細胞が、形を留めておくことができなくなってしまいます。  実は、私たちが喉の渇きを覚えたときには既に、身体は水分不足の状態になっています。特に寒い季節はなかなか喉が渇いたという状態になりにくいため、水分不足の影響で免疫機能が低下しがちです。人間にとって1日に必要な水分は約1.2ℓだと言われています。水分不足の状態にならない為にも、喉が渇いたと思う前に小まめに補給することが大切です。就寝中以外は、1時間に1回くらいの割合で水分を摂取することを習慣づけ、1日の必要量を補給するよう心掛けましょう。

 

私たちの身体を形成する60兆個の細胞の大半は、新陳代謝によって日々新しいものに入れ替わっています。その周期はその人の年齢や身体の部位によって異なりますが、一般的に約100日でほぼ全ての細胞がリセットされると言われています。つまり、たとえ今は免疫が弱い状態でも、今から鍛えれば約3ヶ月後には必ず今よりも強い免疫を作ることができると言えるのです。免疫を鍛える習慣を続けることで健康を維持できるだけでなく、年を重ねる毎に今よりも更に健康な自分になることができます!

 

いつまでも健康な体で人生を120%楽しんで生きる為にも、日々免疫力を高めていきましょう♪

 


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mitsuyasu
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ステラ漢方のホームページ、ステラ広場(コラム)のデザイン担当。 お役に立てる情報をWEBを通して発信していきます♪
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