快便・快尿デトックスで不調を解消しよう

2019年9月6日(金)

 

 

 

体の中には毎日、“老廃物=ゴミ”が出ますよね。

 

便」と「尿」でしっかり出さなければ、何かしらの不調が出てきてしまいます。

 

今回は、体の内側をスッキリする「快便・快尿デトックス法」をご紹介いたします。

 

 

 

 

 

 

溜まった便・尿の健康の邪魔をするしくみ

 

 

食べたものや水分の栄養を吸収した後、老廃物ができる

 

 

 

食べ物や飲み物は、体内に入ったあと、分解されて吸収されます。

 

これらの栄養素は、代謝されて体を動かすエネルギー源になったり筋肉などの体をつくる

 

材料になります。そしてこの過程でできる不要なものが老廃物となります。

 

 

 

 

便・尿がたまると老廃物が体の中で毒素に変わる

 

 

不規則な食生活やストレスなどで便秘になったり、忙しくて尿意を我慢したりすると、

 

便や尿から長時間、老廃物を排出できません。

 

すると、老廃物が体内の窒素や硫黄などと結合し、

 

インドール、スカトール、アンモニア、硫黄水素といった毒素を発生させます。

 

 

 

 

細胞が炎症を起こして臓器が弱る

 

 

毒素は体内に長く留まるほど、濃度がアップします。

 

そして血液に取り込まれて全身をめぐり、あらゆる場所の細胞を攻撃します。

 

細胞が炎症を起こし、周辺の臓器の機能が低下します。

 

すると毒素に対する抵抗力も弱まり、よりダメージを受けやすくなるという

 

悪循環になります。

 

 

 

さまざまな不調が発生!

 

 

臓器の機能が低下して本来の働きができなくなると、

 

体にさまざまな悪影響を及ぼします。例えば、腎臓に運ばれた毒素が

 

 

悪さをすれば腎臓病の、肝臓なら肝臓病の、血管内なら血液疾患などの

 

引き金になることもあります。

 

【めまい・うつ・不眠・腎臓病・肝臓病・血液疾患・脳疾患などなど】

 

 

 

 

 

便と尿をためずに出せば不調は改善する

 

 

老廃物は、体内に長くとどまることでじょじょに毒化し、さまざまな

 

不調を引き起こします。つまり、老廃物が毒になる前に“便”や“尿”で

 

しっかり排出するようにすれば、不調を改善・予防できるのです

 

 

 

 

やってみよう!スピード毒だし習慣

 

 

朝にバナナを食べる

 

 

 

睡眠中は排便・排尿がないため、朝はもっとも老廃物がたまっている時間帯です。

 

消化・吸収に使うエネルギーを最小限にとどめて排泄に集中させるために、

 

朝食はフルーツがベストです。フルーツの主成分である果糖の消化のステップを省いて、

 

楽に吸収することができるからです。おすすめはバナナで、食物繊維やオリゴ糖が豊富で、

 

便の排出をスムーズにしてくれます。

 

 

 

食事にキャベツとわかめをプラス

 

 

 

食物繊維には便のカサを増やす不溶性食物繊維と、柔らかくする水溶性食物繊維の

 

2種類があります。この両方をとることで、排便力はアップします。

 

手軽にとれる食材の中で、不溶性食物繊維はキャベツ水溶性食物繊維はわか

 

豊富に含まれています。おかずの付け合わせにキャベツの千切りを添えたり、

 

わかめを汁ものに入れたりして取り入れましょう。

 

 

 

 

夜はぬるめのお風呂、朝は熱めのシャワーで

 

 

 

 

入浴は、自律神経を整えて循環をよくするので、排便・排尿を促すのに効果的です。

 

夜は39度~40度のぬるめのお湯につかり、副交感神経を優位にしましょう。

 

血液やリンパ液が緩やかに循環し、睡眠中に腸の働きを活性化させます。

 

逆に朝は、42度くらいの熱めのシャワーで交感神経を優位にしましょう。

 

睡眠中に鈍った循環を高めます。

 

 

 

食後にコーヒーを飲む

 

 

 

食後にコーヒーを飲むと、カフェインが胃液の分泌を促して消化のスピードを上げてくれます

 

また、カフェインには、利尿作用や血管拡張作用、交感神経を優位にして基礎代謝を高める働きがあり

 

軽い運動なみに循環を高める効果が期待できます。

 

 

 

1日3回、白湯を飲む

 

 

 

 

体の循環をよくして排泄を促すためには、十分な水分補給が必要です。

 

そして、温かい状態をキープすることが大切になります。

 

そのため、とくに水分が不足しやすい「起床後・入浴後・就寝前」には、

 

温かくて吸収が早い白湯がおすすめです。200ml以上飲み、毒だし力を高めましょう。

 

 

 

足裏を意識して歩く

 

 

 

毒だしには、足裏を意識しながら歩くことがおすすめです。

 

足裏は、心臓から遠いところにあるため、体液が滞り、老廃物がたまりやすくなります。

 

かかとから着地して足裏をしっかり地面につけつま先で蹴り上げましょう。

 

ポンプ作用が稼働し、体液循環を促して老廃物を排出しやすくなります。

 

 

 

いかがでしたか?

 

今回は、便がたまるとどういう影響があるのか、

 

そして毒だし習慣についてご紹介いたしました。

 

次回も快便・快尿デトックス法をご紹介いたします。

 

どうぞお楽しみに☆彡

 

参考文献:体にいいこと(2017年3号)


この記事の投稿者

yahata
yahata
ステラ漢方の会報誌「ステラ通信」編集長。ステラ広場ではダイエットについて実践したものをご紹介していきます!ぜひ、お試しください♪
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