こんにちは、ステラ漢方の岩瀬です。
ジリジリと照りつける太陽に吹き出る汗。汗が蒸発できないほどの湿気。
ステラ漢方がございます福岡はまさに『日本の夏』といった日が続いております。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
『夏ってこんなに暑かっただろうか……』
不思議なことに何度も経験しているのに毎年驚きます。
今年は万全の対策をして夏を乗り切るために、岩瀬家では避暑グッズを買い集めようと躍起になっています。
昨年から始めた寝ゴザを新調し、バルコニーにはサンシェード。
3歳の娘は念願のくじらプールを手に入れました。
最強アイテムで暑さと夏の太陽の日差しをこれでもかと遮断しています。
ホームセンターで遮光カーテンや断熱フィルムなど色んなグッズが並んでいましたが、窓際には粋な雰囲気のすだれを選びました。
い草の香りがすると、夏を感じるのはもちろんですが、小さい頃に畳の香りがする祖母の部屋で、窓から入ってくる風と扇風機に当たりながら昼寝をした夏休みを思い出します。
昔はクーラーなんて無くても、窓を開けて扇風機だけで十分涼しかったですよね。
特に暑い日は打ち水と同じ要領で、すだれの上から水を掛けると水が蒸発する時の気化熱で更に涼しくなります。
また、い草の香りにはリラックス効果があり、鎮静作用やストレス軽減の効果があります。
香りからも涼を感じます。
自分の部屋ではなく、祖母の部屋での昼寝が好きだったのは、自然とい草の香りと癒やしのパワーに引き付けられていたのかもしれません。
■脳の思い込みを使った涼
『チリンチリン』
この季節ですと『風鈴』を思い浮かべる方がほとんどではないでしょうか?
小学校1年生の夏休みの宿題で、父と一緒に竹の風鈴を作りました。
母が今でも大切に取っておいてくれていて、暑くなってくると窓際に下げられます。
音は『チリンチリン』ではなく『カラカラ〜』ですが、この音も私にとっては大切な夏の思い出の音なのです。
風鈴が風に揺られた音を聞くと涼しく感じると言われるのはなぜでしょう?
それは『脳の思い込み』からきているそう。
『風鈴がなった→風が吹いた→涼しい』と脳が勘違いして、実際に涼しく感じてしまうことがあるようです。
これは風鈴に馴染みのある日本人特有の条件反射のため、外国の方には全く効果がないとのこと。
夏の時期の脳の思い込みがもう1つあります。
それはサングラスです。
紫外線から目を守ってくれることももちろんですが、サングラスを掛け視界が暗くなると、脳が『日陰に入った!』と勘違いし、涼しいと錯覚すると言われています。
人間の脳って面白いですね。
■夏こそお白湯(さゆ)で冷え対策
薄着、クーラー、冷たい飲み物に食べ物。
体を冷やしすぎるのは良くないと分かってはいても暑さには勝てず、常に涼しさを求めてしまいますよね。
ただ、涼しい部屋から外に出ると気温差で鳥肌が……。
外と室内の急激な気温差で体調を崩されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
冷やす事ばかりに目が行きがちの季節ですが、冷えは血行不良を引き起こし体調不良や夏バテに繋がります。
そこでオススメしたいのが『白湯(さゆ)』です。
お白湯、みなさま飲んでますか?
お茶やコーヒーはよく飲むけど、白湯は飲まないなぁ〜という方も多いのではないでしょうか?
実はインドのアーユルウェーダでは魔法の飲み物として朝一番の白湯がオススメされています。
デトックス効果や冷え性対策、むくみ解消、胃腸の動きが活発になるなど、良いことづくし。
毎朝の習慣に白湯をプラスする事で冷えを解消し、夏バテにも打ち勝ちましょう!
■あなたはどのタイプ?
アーユルウェーダにはドーシャと呼ばれる生命エネルギーのタイプがあり、『ヴァータ』『ピッタ』『カパ』の3つに分けられます。
タイプによって白湯のオススメの温度があります。
どのタイプか早速チェックしてみて下さい。
※これは簡易的なチェックなので、詳しく確認されたい方はインターネットや本で簡単に調べる事ができますよ!
●ヴァータ
・前向き
・明るい性格
・冷え性
・乾燥肌
●ピッタ
・情熱的
・リーダー気質
・頭痛持ち
・イライラしやすい
●カパ
・マイペース
・癒し系
・むくみやすい
・冷え性
【ヴァータ体質の方】
体が冷えやすいので、体を温める意識をし冷たい飲み物ではなく、暖かい飲み物がオススメです。
温度:70〜80℃
【ピッタ体質の方】
火の質をもつビッタ体質の方は、体が温まり過ぎるとイライラし怒りっぽくなってしまいます。
そのため、必要以上に体を温め過ぎない様にしましょう。
温度:40〜50℃
【カパ体質の方】
元々溜め込み易い性質があり、体が重くなりやすいです。
冷たい物を取りすぎると太りやすくなりがちです。カパ体質の方も熱めの温度がオススメです。
温度:70〜80℃
お白湯もポットではなく、一手間かけてやかんで作ってみて下さい。
【キレイなお白湯の作り方】
1、キレイなお水をヤカン入れてフタをして強火で沸騰させます。
2、沸騰したらフタをはずし、グツグツと10〜15分沸かし続けます。
3、出来上がり\(^o^)/
※すぐ飲む以外はポットなどで保温しておくこともできます。
ポイントはゴクゴク飲むのではなく、ズズッとすするようにゆっくり飲むことです。
水や白湯など味が無いし苦手と言った方もいらっしゃるかもしれませんが、慣れてくると甘みを感じ美味しく感じるとの事。
この時期は冷やす事ばかりに目が行きがちですが、女性は特に『温める』にも気を使われるとうまく夏を乗り切れるのではないでしょうか?
今回のfun!fun!flyday!はいかがでしたか?
次回は吉村がお届けします!お楽しみに〜♪
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