心に響く手作り和菓子/菓匠 熊久

2019年4月13日(土)


 
 
今月の福岡の逸品は、福岡市中央区にある「菓匠熊久」にお邪魔させていただきました。

「個性ある深い味わいと、心に響く手づくり和菓子」

をモットーに、ただおいしいだけでなく、心が豊かになる和菓子づくりを追求しています。

 

九州の中心地、福岡で平戸のお菓子を楽しめる「菓匠熊久」は、福岡でここだけです。

 
 
菓匠熊久のこだわり  
ひとりひとりに本当に美味しい和菓子をお届けしたい。
そして、多くのお客様に喜んでいただきたい。

 

菓匠熊久は、長崎県の平戸にある熊屋というお店からはじまりました。

 

創業から250年、地方の過疎化が進んでいくなかで、“平戸の伝統”を残していくために、九州の中心地である福岡で菓匠熊久がスタートしました。

 

「平戸のことを知ってほしい」

「アジア、世界に向けてお菓子を発信していきたい」

という願いのもと、日々和菓子をお作りになっているそうです。

 

菓匠熊久を訪れるお客様は、自分が食べて美味しいからという理由だけでなく、

手土産に持っていくと必ず喜ばれるからと何度も足を運んでくださるそうです。

 
 


 

また、お土産をもらった側の方が、『また食べたい』とお菓子を求めて訪ねられることもよくあるのだとか。

そんな菓匠熊久では、オーダーメイド上生菓子のご注文も受け付けており、

世界に一つだけの特別な和菓子を作ることができます。

 

結婚式の引き出物や法事のお返しなどでご注文いただくことが多く、色々な茶席を飛び出して、様々な現代のシチュエーションに合ったお菓子を作りお客様にお届けしています。
 

お客様に常に感謝の気持ちを忘れずに、ひとりひとりしっかりと向き合って、

ここに来てよかったと思っていただけるような接客と美味しいお菓子をおすすめしていきたい、

とお話されていました。

 

 

菓匠熊久のお菓子たち

 

●牛蒡餅

厳選した米を挽いて、充分に蒸し、つきあげ、白砂糖・黒砂糖を加え、ケシの実を散らしています。

淡白な味で、米の美味しさをそのまま残している逸品です。

 

●笑福最中

良質の北海小豆で丹念に炊き上げたあんを好きなだけ香ばしい種に詰めれば、

外は“サクッ”、中はしっとりとした優しい甘さの手詰め最中の出来上がりです。

 

●滋和利(じわり)

ラム酒に漬けた干林檎、レーズンと、干柿、胡桃を蜂蜜の羊羹で練り上げました。

付属の和三盆糖をまぶしてお召し上がりいただけます。

 

●麩饅頭(ふまんじゅう)

「麩饅頭」は、この生麩であんこを包んだ、気軽に美味しくお召し上がりいただける和菓子です。

生麩の中によもぎなどの野草や、季節のものを練り込み、工夫を凝らしています。

餡にもこだわり、北海小豆の厳選したもののみをその道40年の職人が炊き上げています。

蒸した後に、冷水につけてしめる作業を一日に何度も行い、常に出来立てをお渡ししています。

 

●かすていら

代々伝わる製法を守りながらも現代の嗜好に合うよう改良を加え、

原料・気候など見極めながら一枚一枚丁寧に焼き上げております。

 

●生クリーム大福

生クリームと相性の良い抹茶味をご用意しております。

お茶との相性抜群な生クリーム大福です。

 
 


 

菓匠熊久

〒810-0042
福岡市中央区赤坂1丁目15番21号宝ビル1F
TEL 092-737-3993

 

次回もお楽しみに!!


この記事の投稿者

mitsuyasu
mitsuyasu
ステラ漢方のホームページ、ステラ広場(コラム)のデザイン担当。 お役に立てる情報をWEBを通して発信していきます♪
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